ミシン屋さん選びで失敗しないために
2016/02/24
いざミシンを買おうと決めたとき一番困るのがどのミシン屋さん買えばいいのか？ということではないでしょうか。
詐欺まがいのミシン業者や押し売りまがいのところまでたくさんいるのがミシン業界です。高級羽毛布団とたいして変わらない世界なんじゃないかという気さえしてきます。
身近にハンドメイドが好きでミシンを買った経験のある人がいればいいですが、若ければ若いほどミシンを持ってる人は今は少ないものです。
そんなとき本当にミシンが欲しいと感じてる人は、一生懸命ミシンのお店を検索しますよね。でもみんな似たり寄ったりでよくわからないものです。勇気のある方は直接電話して質問しまくるでしょうが、そうできる人はあまりいないんじゃないかと思います。何を聞いたらいいかなんて初心者にはわかりませんから。
ミシンを買う方法としては、
- 代理店から購入する
- 実演販売で衝動買いする
- オークションで落とす
- 手芸屋さんで購入する
- 訪問販売にひっかかる
これくらいでしょうか。
まず訪問販売にひっかかるっていうのは論外として、その他の方法のうち手芸屋さんで購入する以外は実は経験済みです。ちなみにミシンは全部で6台(内メイン使用は3台)という状況が私です。
業務用刺繍機に関しては特殊なので今回は割愛します。
いわゆるヤフオクですが、ご存知の通り相手がどんな人かわかりません。新品購入したのにどう見ても中古だとか不具合だらけで使い物にならないとか、まさにあるあるなわけです。
私は運が良かったのか中古(ハスクバーナ)を安く買ったわりにはマシでした。まさに運次第がオークションです。怖いですよね。初心者は機能説明や不具合箇所の説明見たってよくわからないのが当たり前なので、手を出さないのが無難です。私も結局半年たたずに乗り換えました。
これは買いたい機種が決まってて値段のリサーチも済んでる、しかも近くにある正規代理店であればアリかも知れません。(それでも私はすすめませんが)でもそんな事前準備なかなかできてませんよね。
気持ちがぐいぐい引っ張られてもぐっと堪えて名刺とパンフレットをもらうくらいにしておきましょう。アンケートを書いたりでもすればすぐに電話かかってきますしね。向こうも必死ですから。
手芸屋さんによく行く人は知ってると思いますが、商品知識たっぷりの店員さんはほとんどいないですね。
ミシンの知識が自分にないならやめておきましょう。
これがやはり一番無難です。
今はインターネットという強い味方がいるのでフル活用しましょう。
私が店を決める上で重要視したのは客との交流があることがネット上で確認できることです。
実はとても重要なのです。ミシンはメンテナンスがなければ良い子で働いてくれないものです。最初から自分で分解できるほど機械に強い人はほとんどいないでしょう。
今やミシン専門店もずいぶん減りました。私が初代刺繍ミシンを購入したジャノメの正規代理店も閉店してしまいました。
お客さんと上手く交流して、その後のお付き合いをしっかりしているところほど長生きなものです。
この1点に集中して私が見つけたのが大阪のにあるミシン屋さんでした。mixiでも活発にお客さんと交流されています。直接お話もさせて頂きましたがとても親切で、刺繍ミシンの販売はしてないのにも関わらず相談にも乗っていただきました。
私はこのミシン屋さんではジャノメの職業ミシンとロックミシンを購入しています。
なんといってもメンテナンスが安い。ワンコインです。これは素晴らしいです。ホームページはちょっと怪しく見えますが(笑)
こんな感じでお客さんとの交流をネットで探してみるといいと思います。リピーターが多いのはポイント高いです。満足感がなければ同じ店で2台以上買う人はいないでしょう。
初心者さんには激安ミシンと中古はオススメできません。激安ミシンは中級者でもうまく扱えない代物ばかりですし、古いものはメンテナンスにお金と労力がかかります。
車と一緒でミシンも機械ですからね。
腕がなければ機械の性能でカバーしてもらうんです。それが一番の長続きのコツです。
ぞうきん針が折れたり絡んだりして縫えなくて暴れたくなるのはミシンが原因なことが多いんです。それを知らずに自分の腕に幻滅する人は多いのではないでしょうか。
ミシンは機械ですからミシンの性能以上のことはできません。せめて10万くらいのミシンは用意したほうが、あとから買い換えに悩まなくていいです。
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